2014年1月5日日曜日
Armando Cabral Exclusive Interview.
本日は、
昨年NYにてArmando Cabralの独占取材を行い、
リリースのタイミングと時期が合わなかった関係で
未公開となっていたExclusive Interviewを
ご覧下さい。
靴というものには洋服以上に、いわゆる「定番信仰」というものが根強いと思います。
例えば、スニーカーだったらNIKEやNEW BALANCE、CONVERSE。
ブーツならRED WINGにTIMBERLAND。
革靴ならTRICKER’SにALDEN。
勿論、今挙げたようなブランドのプロダクトは、
当然素晴らしいものばかりですし、僕らも愛用しているものばかりです。
けれど、やはりどこかで、皆と同じような靴は履きたくない、
という風にあまのじゃくな気分が湧き出てしまうのが、
僕らの洋服全般に対するスタンスです。
決してメジャーではないかもしれないけど、クオリティは確かで、
デザインが素晴らしく格好良いもの。
そういう感覚にピッタリなのがGreen Angleでも取り扱いのある
<Armando
Cabral>なのです。
これまでに10年以上に渡り、Men’sのFashion Modelとして、
世界中で活躍し、現在でもJ.Crewのメインモデルとして活躍する
Armando Cabral氏が、自らの名前を付けたこのShoes Brandは、
Made in Italyの素晴らしいクオリティにこだわり、
エレガントでありながらも遊び心も感じさせ、
老舗には無い、新進のBrandならではの鮮烈さを感じさせるコレクションが特徴です。
ここで、唐突ではありますが、Green Angleのカスタマーの方々に向けて
Armando Cabral氏のExclusive
Interviewを御届け致します。
Green Angle : はじめまして。早速ですが、どういう切っ掛けで<Armando Cabral>をスタートさせたのですか??
「2009年からこのブランドを始めました。ロンドンを拠点に約11年間モデルをやっていて、ファッションには常に興味がありましたが、
特に靴に興味を持っていて、いつか自身で靴を作りたいと考えていました。
11年間のモデル経験から人との色々なコネクションも出来、はじめは<Dries Van Noten>や<HUGO BOSS>のクリエイティブディレクターなどからアドバイスを受け、
ポルトガルで靴の工場を探し始めたんです。
そんな中で、イタリアの工場の人との出会いがあり、その方に僕の考えているコンセプトをとてもいいコンセプトだと認めらてもらえて、
そのイタリアの工場で生産することが決まりました。
またロンドン時代によく一緒に仕事をしていた、IDマガジンのエディターで、
スタイリスト、イギリスメンズウエア界の重鎮とも呼ばれるSimon Foxtonに約4年間に渡りコンサルタントしてもらっていて、
そんな中<Michael Kros>のファッションショーのバックステージで靴を見た際に「私ならここをこうデザインしたい」などと考え始め、
その瞬間“靴のデザイン”にも目覚めました。
けれど、工場でサンプルを作ったはいいが、実際にどこかで売らなければならない。
初めは故郷のポルトガルに行って知り合いを通して売り込みました。
それでまずデパートが3件決まりそこそこの量になりました。
その後ロンドンでも売り込み、DOVER STREET MARKETなどからも注文をもらえることになり、今に至る感じです」
特に靴に興味を持っていて、いつか自身で靴を作りたいと考えていました。
11年間のモデル経験から人との色々なコネクションも出来、はじめは<Dries Van Noten>や<HUGO BOSS>のクリエイティブディレクターなどからアドバイスを受け、
ポルトガルで靴の工場を探し始めたんです。
そんな中で、イタリアの工場の人との出会いがあり、その方に僕の考えているコンセプトをとてもいいコンセプトだと認めらてもらえて、
そのイタリアの工場で生産することが決まりました。
またロンドン時代によく一緒に仕事をしていた、IDマガジンのエディターで、
スタイリスト、イギリスメンズウエア界の重鎮とも呼ばれるSimon Foxtonに約4年間に渡りコンサルタントしてもらっていて、
そんな中<Michael Kros>のファッションショーのバックステージで靴を見た際に「私ならここをこうデザインしたい」などと考え始め、
その瞬間“靴のデザイン”にも目覚めました。
けれど、工場でサンプルを作ったはいいが、実際にどこかで売らなければならない。
初めは故郷のポルトガルに行って知り合いを通して売り込みました。
それでまずデパートが3件決まりそこそこの量になりました。
その後ロンドンでも売り込み、DOVER STREET MARKETなどからも注文をもらえることになり、今に至る感じです」
Green Angle : 成る程。では、Made in Italyで生産する様になった経緯を詳しく聞かせてもらえますか?
「先程も言いましたが、初めは故郷でもあるポルトガルの工場を探しました。
ポルトガルはEU内でも靴の生産量1、2位の国です。
あるポルトガルの工場で出会ったプロダクションの人がイタリア人で、彼が作るからイタリアで生産しようということになり見に行くと、
イタリアのとても品質の高い工場でした。
私自身のブランドも品質の高さにはとても重きを置こうと考えていましたので、彼を信頼してイタリアで生産することに決めました。」
ポルトガルはEU内でも靴の生産量1、2位の国です。
あるポルトガルの工場で出会ったプロダクションの人がイタリア人で、彼が作るからイタリアで生産しようということになり見に行くと、
イタリアのとても品質の高い工場でした。
私自身のブランドも品質の高さにはとても重きを置こうと考えていましたので、彼を信頼してイタリアで生産することに決めました。」
Green Angle : あなたはStreet Etiquetteの面々ともリンクしていますよね? どのように彼らとリンクしだしたのですか?
「 彼らとは以前から、ファッション関係の色々な場所で顔をあわせていました。
NYで会った際にきちんと話す機会があり、すぐに打ち解けて友達になりました。
そして「Journal」というフリーペーパーを一緒に出すことになり、
お互いモデルとしても一緒に仕事をしました。それ以来の付き合いで、良い友人です」
NYで会った際にきちんと話す機会があり、すぐに打ち解けて友達になりました。
そして「Journal」というフリーペーパーを一緒に出すことになり、
お互いモデルとしても一緒に仕事をしました。それ以来の付き合いで、良い友人です」
Green Angle : では、あなたは自身の靴を どのような人に履いてもらいたいと思っていますか?
「履く人の個性をさらに表現する靴作りを意識しています。
例えば現代的なビジネスマンで、仕事でもバケーションでも色々な場所に行くような人に愛用してもらいたい。
つまり、どのようなシチュエーションにもマッチする、クラッシックなデザインでも毎日履ける靴。そんなデザインを心がけています。」
例えば現代的なビジネスマンで、仕事でもバケーションでも色々な場所に行くような人に愛用してもらいたい。
つまり、どのようなシチュエーションにもマッチする、クラッシックなデザインでも毎日履ける靴。そんなデザインを心がけています。」
Green Angle : 日本のFashionをどう思っていますか?
「日本のFashionは好きだし、最先端だと思います。日本は新しいFashionやアイテムにとても敏感ですよね。
世界中から、Fashion的にメジャーでない土地からでも、強い意志と繊細な感性でいいものを見つけていると思います。
そのFashionに対する理解力やメンタルはとても興味深いです。
EUにもそういう部分はありますが、日本のそれよりも規模が小さい気がします。
世界中から、Fashion的にメジャーでない土地からでも、強い意志と繊細な感性でいいものを見つけていると思います。
そのFashionに対する理解力やメンタルはとても興味深いです。
EUにもそういう部分はありますが、日本のそれよりも規模が小さい気がします。
日本のブランドとしては<Issey Miyake>や<Yoji Yamamoto>が好きです」
Green Angle : 今後の展開を教えて下さい。
「年内(2013年)にはオンリーショップをオープンする予定です。
まずはクェートでオープンすることになっているんです。
近い将来に日本やNYにもオープンしたいと思っていますよ」
まずはクェートでオープンすることになっているんです。
近い将来に日本やNYにもオープンしたいと思っていますよ」
クウェート! 楽しみですね。本日はありがとうございました!